差し上げたサルノコシカケと盗まれた柿の実




今年は早いなー






裏庭の梅の木


私が嫁に来たときにはもうすでに立派な古木でした

幹に「サルノコシカケ」?

のでっかいのがたくさん付いてて

漢方薬になるから売れるんじゃないかと

ほくそ笑んでいた悪い嫁でしたが


その頃まだ元気だった義父は

「サルノコシカケが欲しい」と訪ねてきた

どこの誰かもわからない人に

「どうぞ」とあっさり譲ってました


ちゃんとどうして欲しいか申し出てくれたから

さしあげたそうです


数年前に裏の柿の実が全部盗まれました

よく実ったので明日にでも収穫しようと義母が言っていたところだったので、丸坊主になってしまった柿の木を見て

私は怒りと不気味さでたまらない気持ちになりましたが


義母は

「ほんなに欲しいんだったら言うてくれたらいっぱいあげたのになー」と悲しそうでした

急いで盗むため木を折ったりしていたので、

次の新芽が出てこなくなると心配していました


「気持ち悪いから監視カメラつけよう」とわーわー騒いでた私でしたが

義母は「実が欲しかったら玄関から来て言うてくださいって張り紙しようか」と呟いていました


家ではゆっくりした時間が過ぎていきます

(´-ω-`)