お魚は🐟鬼の居ぬ間に食べさせて



久しぶりの休日だから

遊んであげるね、茶馬。



ほら、オヤツ食べていいよ。


なんでこんなビミョーな所に置くの?

と…と、届きません!!


…ふふふ、変な顔してるー。







じゃあ、トマト🍅食べなよ。


ボクはトマトは食べられません。知ってるくせに!






ふふふ、楽しーい。


ボクは全然楽しくないです!

ねえ!おばあちゃーん!!

お母さんがまたボクの事いじめるんだけどー!

あれ?いい匂い。







こ、これは!ボクの好きなお魚の焼いたの!!

これなら届きそう。食べてもいいんだよね!



…待て!!






ああああー!毎日毎日こんなひどいいじめに合ってもひたすら耐えるしかないボク!!

自分の運命を呪います!







私のイジリに耐える茶馬が可愛すぎて…。

でも、そんな私を横目に義母がでっかいお鍋を抱えて玄関から入ってきました。






魚釣りが趣味だけど、魚を食べるのが苦手な親戚が、いつものように釣ったけど自分では食べられない魚を義母に届けに来てくれました。




ややこしいな!





いつものように、義母が

「ほれ、ちゃんま。どれが食べたい?」って、真面目な顔で茶馬に尋ねてる。🤣🤣








おばあちゃん、ボク今日はアジの焼いたのがいいよ!でも、お母さんがいない時に内緒で食べさせてね。