肺に転移したガンの勢いが止められず

これをもって母の抗ガン剤の治療は

中止になりました

咳が増えてきたので

咳止めと

ステロイドの内服が処方されました

先生からは、やりたいこととかやっとくように

(いや、そんな吐いて棄てるような言い方はしませんよ(^_^;) 優しくていい先生です)

と、優しく言葉をかけていただきました

何かあればいつでも連絡してくれたら対応するから

とのお言葉

でも、母は

「もう、大体のことは整理してますから

大丈夫です」と

特に見たい物もないし、行きたい場所もないし、

子供もちゃんと育てたし、孫もみんな立派に成人したし、ひ孫も見れたし…

人並みのことはできたからもう十分だと

あとは家でゆっくりしていたいそうです

ひとつ心残りは父のことだけ

家に連れて帰ってあげられなかったし

あとに残して逝くのもみんなに迷惑かけることになるから申し訳ないんだそうです

強いなあと思いました

父には私から自分の病状について伝えといて

と言うけど、

これがなかなか難しい

今日も父は母のことを心配してるから…

母本人を目の前にすると優しい言葉が出てこない父

話をはぐらかしながら父の爪切って帰ってきました

実家の御近所さんが植えてる柑橘

八朔？なんだろう

私がまだ小さい頃はそれはそれは細い小さな木でしたが、大木になっててビックリ

私も歳を重ねたもんだと改めて実感しました