BS朝日の「ウチ、断捨離しました！」

時々見てます。

でも、毎回なぜか苦しくなってくる。

私的にはあんまりスカッとできない番組です。

ああ、やっぱり見るんじゃなかったわと思う。

…これは興味本位というより、怖いもの見たさ？

なんでそこまでモノに執着できるのか。そこがよくわからなくて…。

前回のため込む母親も結構気分が悪かった。

高いお金を出して買ったモノだから捨てられない。

天板に大きな亀裂が入ってる机を娘が捨てようとすると

「それは高かったのに。塗り直そうと思ってたのに、なんで勝手に捨てるの。やめて！」

いやいやいや、

いつか使うから、いつか直すからって、

絶対使わないし、直さないと思うよー。

他人がTVの前で勝手なこと言ってゴメンだけども。

娘2人は年老いた母が過ごしやすいようにと、ゴミ屋敷のような実家を片付けてるのに、迷惑そうに捨てたゴミ袋をあさって持って帰ってくる母親。

そんな母を見て、娘は自分が良かれと思ってやっていることが母を苦しめているのではないかと精神的に追い込まれていく…。

なんか、TVの中の娘さんに感情移入してしまって

すごーく苦しくなってきた。

でも、ここの娘さんは口ではキツいこと言ってるように感じるけど

優しい人だと思う。だって、自分のやってることが母親のためになっていないのかもと泣いてるんだもの…。

私なら、多分キレて暴言吐いて終わりだな。

「そんなにゴミにまみれて暮らしたいなら、そうしたらいい。もう知らない。」って。

そのままにしとくかもしれない。

そして親が亡くなってから片付ける。

私は実家の両親が片付け上手でホントによかった。

母が去年亡くなった後も、きちんと片付けしてくれてたから、姉も私も何の苦労もなかったもの。

私も断捨離とまではいかなくても

好きなものを大切に使って、上手にモノと付き合って、でも死んでしまったあとに残った家族が困らない程度にお片づけしておこうと思う。

でも、お母さん。ボクのおうちもそんなにキレイに片付いてませんよ。

…いいの、茶馬。お母さんは適度に生活感のある家が好きなのよ。

身も心も環境も、清潔であることを目指してるからね。

モノも言いようってヤツですかね。