やっとエプロンのヒモが結べるようになりました
去年の4月に茶馬がやってきて、
「犬は散歩を喜ぶべきだ!」とばかりに嫌がる茶馬にハーネスを着けて無理矢理外に連れだしました。
家の中ではこんなにいい顔ですが…。
一歩外に出るとガタガタ震える茶馬に、
「情けないなー、犬のくせに!」とか、ひどい言葉をかけながら家の敷地から引っ張り出して。
茶馬も諦めたように尻尾を巻き込んで、
ほふく前進で歩き始めました。
「やればできるじゃん。」と、そのまま前に進もうとした時、無人の自転車を見てビックリ仰天した茶馬が急に走り出しました。
私は全く無防備の状態でリードを後ろに引っ張られたので…。
左肩に激痛が走り、しゃがみ込んで悶絶しました。
痛くて泣きそうになったのは初めてでした。
肩を押さえてうずくまり考えたのは
「もう無理だ。こんな子飼い続ける自信がない。散歩ができない犬なんて、犬じゃない!」
叱りつけようと顔を上げると…。
足をガタガタ震わせながら(ビビって脱糞しながら😅)、それでも私を心配するようにじっと私を見つめる情けない茶馬の顔。
たしか、こんな感じの表情でした。もっと情けなかったかも。
その顔を見た時に、お外が怖い茶馬に散歩を無理強いした自分の傲慢さを恥じました。
「ごめんよ、茶馬。もう、ゆっくりでいいよ。おうちに帰ろう。」と、2人でトボトボ帰宅しました。
その後、痛めた肩は上がらず、背中に手が回せず。
車のドアも開けられない。
診断名は肩関節の腱板損傷😭
でも、1年かけてやっと元に戻りつつあります。
最近やっとエプロンのヒモが結べるようになりました。当たり前のことができる喜びを噛み締めてます。
ボクも大好きなヒメタラの干したのを噛みしめてます。
…そんなんじゃないから。