母の一周忌を前に思うこと③
私の実家は父が外で働き、母は自宅で洋裁の仕事をしながら家事と子育てをする
まあ、ごく一般的な家庭でした。
核家族で頼れる親族も近くにはおらず、
若い両親には結構な苦労もあったと思います。
それでも両親とも真面目にコツコツと働いて
小さいながらもマイホームを持ちました。
私たち姉妹も贅沢ができる環境ではなかったですが
特に不自由もなく、(いや?多少の不自由はあったかも。)育ちました。
ただ、両親には子供を大学に進学させる。
という感覚?
が、なかったようです。🤔
私は公立の進学校に進んだので、周りの同級生たちはほぼ大学進学組。
…私にも一応漠然とした夢はあったけど、その学部は県内にはなく、
その頃は奨学金を借りてまで大学に進む人も少ない時代でしたので(学費と県外での生活費全てをバイトで稼ぐという根性もなかったし)…。
母からはとにかく「手に職をつけたほうがいい」
と、幼い頃から洗脳されるように言い続けられていたので(>_<)
仰せの通りにしたがって、今に至る。
…です。
そして働き出した頃から、
なんとなーく、自分に子供ができたら
学費の心配はさせたくないなー、みたいな気持ちが
潜在的に生まれていたとは思います。
なので、多少しんどいことや辛いことがあっても
仕事は続けようという根性?みたいなのはずっと
自分の根っこにあって
今までやってこられたのだと思います。
…とか言いながら55才でサッサと
早期退職→再雇用ですけどね。(>_<)