2020年2月に19才の愛犬が天に召されました。

まさに老衰。

土日だったので多忙な娘も帰って来られたし、

家族に見守られながら虹の橋を渡っていきました。

最後にもう息が止まりそうな時に

私が

「ありがとう、こはる。ほんまにありがとう。」

と、耳元でお礼を述べると

最後の力を振り絞るように

ワン、ワンと2回

小さく呟くように答えてくれました。

それから静かに呼吸が止まりました。

もともと一匹狼的な性格の、全然犬らしくない

気高い女子だったので

撫でられるのもそんなに好きじゃない

しつこく構われるのも苦手で

ああ、うっとうしいって感じが見え見えだったので

今思えば

最後にワンワンと鳴いたのも

「もう、うるさい、静かにして。」

と言ったのかもしれません。笑

それからしばらくして実家の母も亡くなりました。

その後、縁があって保護犬を迎えました。

この子がまた

なんのトラウマか

ワンと鳴けない。

外が怖くて散歩にも行けない。

人が怖い。

したがって、番犬にはならない。

「散歩に行こうよ。」と、

声をかけるだけで部屋の隅でガタガタ震える。

そして脱糞、尿失禁。笑

どう見ても精神的に病んでるようです。

普通の犬が飼いたいなー。と、心で呟きながらお世話の日々は続きます。

一ついいところは

雑種の男の子ですが、美形です。

そこに騙されたといえばそれまでですが。

そろそろうちに来て1年になりますが

いつになったら散歩に行けるかなー。